平成24年の労働者派遣法改正で、労働契約申込みみなし制度が制定され、平成27年10月1日から施行されました。
労働契約申込みみなし制度とは、派遣先が次に掲げる違法派遣を受け入れた場合、その時点で、派遣先が派遣労働者に対して、その派遣労働者の派遣元における労働条件と同一の労働条件を内容とする労働契約の申込みをしたものとみなす制度です。
1 労働者派遣の禁止業務に従事させた場合
2 無許可の事業主から労働者派遣を受け入れた場合
3 期間制限に違反して労働者派遣を受け入れた場合
4 いわゆる偽装請負の場合
平成27年の法施行時にどこまで実効力がある制度か疑問でしたが、現在(平成28年7月)、このみなし制度の適用をうけ、当初派遣労働者であった者が、派遣先の労働者となった事例が多数存在すると聞きます。派遣労働者からの告発で、本制度が適用されるケースが多いと聞いています。