契約書のリーガルチェックを弁護士に依頼するメリットとは?
契約書が法的な問題を孕んでいる場合、契約時には気づかなかったとしても、後々トラブルとなって現れる可能性があります。
そこで、必要となるのがリーガルチェックです。
リーガルチェックをしておくことで、自分たちが行おうとしている取引等に法的な問題がないか事前に知ることができ、また、取引の相手方から受け取った契約書の中に、自分たちにとって不利な条項が設けられていないかをチェックすることができます。
ここでは、契約書のリーガルチェックを弁護士に依頼するメリットについてみていきましょう。
契約書のリーガルチェックとは
契約書のリーガルチェックとは、契約書に法的な問題がないか確認を行うことをいいます。
リーガルチェックは、自分たちで作成する契約書だけでなく、相手方から受領した契約書に対しても非常に有用です。
自分たちで作成する契約書のリーガルチェックでは、法律違反(強行規定違反)がないか否か、契約書の条項が内容として明確か否かといった点を検証します。
また、他社から受領した契約書のリーガルチェックでは、上記の点に加え、合意内容がきちんと契約書上に反映されているか、自社にとって不利な条項やリスクとなる条項がないか否かといった点も検証します。
契約書のリーガルチェックを弁護士に依頼した方がよいケース
社内に法務部門がある場合には、リーガルチェックは法務部門だけで完結することもできますが、特に前例のない形態の契約であったり、相手方がドラフトを用意したような契約であったりする場合には、弁護士に依頼することをお勧めします。
弁護士に依頼する場合には、事前に会社の情報やこれまでの取引情報といったものを共有しておくことが望ましいといえます。
なぜなら、会社によって適用となる法律が異なる場合がありますし、取引の実態に合わせて契約書を検証する必要があるからです。
また、契約書について疑問点や要望がある場合には、あらかじめまとめておき、弁護士にきちんと伝えるようにしましょう。
弁護士に依頼するメリット
契約書のリーガルチェックを弁護士に依頼するメリットをいくつか紹介します。
まずは、契約書内の専門用語・法律用語について、聞くことができるという点です。
場合によっては、分かりにくい言葉をより平易な言葉に書き換えた方がよいこともありますので、弁護士に相談することをお勧めします。
また、弁護士は法律や判例について、豊富な知識を有していますので、関連する法律や判例についてきちんと調査の上で、契約書を精査してもらえるというメリットがあります。
さらに、弁護士は法律上の紛争解決にも精通しています。
トラブルを想定した内容の契約書になっているか、契約後も見据えた検証をしてもらうことができるというメリットがあります。
企業法務は弁護士池田聡(KOWA法律事務所)にご相談ください
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弁護士紹介
池田 聡Satoshi Ikeda / 東京弁護士会所属
銀行で支店長として勤務していた経験を活かし、問題解決のために
最適な解決策をご提案いたします。
金融、相続、不動産、ITシステム、企業法務に関するご相談なら、お金と事業を知り尽くした当事務所へお任せください。
- 経歴
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日本興業銀行・みずほ銀行に通算約24年勤務。
営業店9年、IT部門8年、業務企画部門7年。 最後の3年間は支店長を務める。
都内中堅法律事務所を経て、2014年 KOWA法律事務所を開設。
- 著作
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システム開発 受託契約の教科書
著者:池田 聡 -
元銀行支店長弁護士が教える 融資業務の法律知識
著者:池田 聡
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- 執筆
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週刊東洋経済 2017年9月2日号 民法改正で激変①ITサービス
週刊東洋経済 2020年4月4日号 変わる民法&労働法 3売買・請負 5法定利率
週刊東洋経済 2021年3月6日号 働き方と仕事の法律 売買・請負
月刊銀行実務(銀行研修社) 執筆多数
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事務所概要
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資格者氏名 | 池田 聡(いけだ さとし) |
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